Mazinger Revisited

マジンガーシリーズについてのあれこれ

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再会 

二次創作 |


Pic by GNJさん

ある晴れた春の昼下がり。
甲児は久しぶりにマジンガーZに乗って人気のない海辺に。
もうすぐ約束の時間。
突然上空に小さな機影が見えたかと思うとぐんぐん近づいてくる。
そしてZの前に優雅に着地したのは…
「ただいま、甲児くん。待った?」
「お帰り。おれも今来たところさ」
Zの前に美しい女性型のロボットが立っている。
ピンクと白に彩られた巨大な女性そのものの姿。
栗色のストレートのロングヘアの頭部のカチューシャ部分がコクピット。
「ひさしぶりだな。元気だったかい?さやかさん…」
「ええ。甲児くんも元気そうね」
最愛のパートナーとの久しぶりの再会。
甲児の胸は高鳴る。


「そのロボット…さやかさんが設計した新型かい?」
「ええ、そうよ。どう?」
くるっとターンを決めて腰に手を。
スーパーモデルやレースクイーンを思わせる見事なプロポーション。
「さやかさんそっくりだな…」
日の光を浴びて煌くさやかの分身に目を細める。
「うふふ。私がロボットを設計するなら…自分をモデルにってずっと決めてたの」
「噂で聞いたぜ?NASAで研究された中でも性能は飛びぬけてるって」
「ええ。実戦経験を生かした制御プログラムと超合金のおかげよ」
「頼もしいな。これからもサポートよろしく頼むぜ」
「あら、サポートなんかしないわよ。これからはZに代わって私が平和を守るんだから」
「相変わらずだな、じゃじゃ馬ぶりは…」
そっと腰に腕をまわして抱き寄せる。
「そのロボット…名前はなんていうんだい?」
「名前?教えてほしい?」
Zに身を預けてしなだれかかり、耳元で囁く。
「もちろん。Zの新しい恋人だからな」
全身を包み込む。
「フローラルAよ。戦場に咲く一輪の花。ってところかしら…」
フローラルがZの首に腕をまわして見上げる。
「フローラルA…いい名前だな」
「私フローラルA。よろしくね、Z」
「こちらこそ」
恋人同士の熱い抱擁。


「さやかさん、こいつらだけずるいと思わないか?」
「そうね。今度は私たちの番よね」
ロボットから降りて見つめあう二人。
懐かしいパイロットスーツに身を包んではいても、少し大人になった。
「会いたかったぜ」
「私もよ」
「来いよ」
両手を広げる甲児。
「いわれなくたってそのつもりよ」
その中に飛び込むさやか。
もう言葉はいらない。
背後のZとフローラルのように抱き合って唇を重ねる。
何度も。
「グレンダイザーと一緒に戦ってたのよね…お疲れさま」
「ああ。でもやっと終わったぜ。これからはずっと一緒さ」
「あら、美人二人に囲まれてデレデレしてたって噂だけど?」
甲児のほほをつねってほほ笑む。
「いてて…そんなことないって…」
「…これからは私だけを見てね?」
耳元で囁く。
「もちろんさ」
「じゃあ許してあげる」
甘いキス。
甲児はさやかを抱えあげ、お姫様だっこ。
「きゃっ!恥しいじゃない…」
広がったあ裾を抑えて頬を染める。
「研究所でみんな待ってるぜ。今日は朝までパーティーだってさ」
「本当?うれしい…」
ギュッと抱きつく。
さやかの匂いと柔らかさが甲児を刺激する。
「フローラルのお披露目もしなきゃな。みんな驚くぜ?」
「ふふ。だといいけど」
再びコクピットに戻った二人。
Zとフローラルは腕を組んで歩きだす。
恋人同志のように。
愛する人たちのもとへ…


(おわり)

マジンガーZ VOL.7(DVD)
価格:8467円(税込、送料別)









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